オイル&フルードチェックで安心走行
劣化したオイルを使い続けると、トランスミッション本体が故障する可能性があり、修理には多額の費用がかかることがあります。
車種や走行環境によって異なりますが、ATFは30,000㎞に1回。CVTFは40,000㎞に1回の交換を推奨しております。
新チェッカーの特徴
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①透明筒部の衝撃強度アップ
A部透明筒部の衝撃強度を高める事により、落下時等における破損を少なくしました。そこで今回の改良は、衝撃に強いポリカーボネート樹脂を採用する事によりA部の強度をあげました。 -
②衝撃の緩和と軽量化
旧型のチェッカーは、B部が鉄製であり衝撃に強く破損はしないが、鉄であるため重量が重く、落下時にA部に対して衝撃を与え、破損につながることがありました。
B部にも同室の材質を採用し軽量化を図り、全体的な衝撃を抑え、より破損を少なくするように改良を行いました。 -
③スムーズなオイルの吸い上げ
成型加工方法の工夫により、ピストンがスムーズに動き、オイルの吸い上げを良くしました。
汎用チェッカー取扱説明
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①仕様
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- 全長
- 935mm
- ストローク
- 60mm
- 最大径
- 35mm
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内容量
- ピストン
- 約19cc
- シリンダー
- 約45cc
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吸込みチューブ
ナイロンチューブ06×04×740mm(L) -
材質
- シリンダー及びピストン
- Oリング
- ポリカーボネイト樹脂
- 特殊耐油性ゴム
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②使用方法
- 【注】使用油の跳ね返しに注意して下さい。
- 【注】簡易ワンタッチですので下にしたりピストンを押すと使用油が漏れますので注意して下さい。
- 【注】最初の使用時は、簡易ワンタッチカプラー部分が硬く感じますが使用するうちになじんできます。
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- Aステッカーの貼り方
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- 使用する油種のステッカーを右の写真のように貼ってください。
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- B新油の入れ方
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- ①のシリンダーカバーを左に廻し、シリンダーからピストン組み立てを取り出して下さい。
- ピストンヘッド組み立てを左に廻し(②のネジ部)ピストンロッド組み立てを分離して下さい。
- ③注入口よりピストン内部に新油を入れて下さい。
- ピストンロッド組み立てをピストンヘッド組み立てにネジ込んで下さい。
- ②のシリンダーカバーをシリンダーにネジ込んで下さい。
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- C使用方法
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- レベルゲージ口に吸込みパイプ部分を挿入する。ツマミを引いて下さい。
シリンダーに使用油が吸い上がります。1回で上がらない時は2〜3回行って下さい。 - 新油と使用油を比較して下さい。
- ③注入口よりピストン内部に新油を入れて下さい。
- ツマミを押すと吐き出すことが出来ます。
- レベルゲージ口に吸込みパイプ部分を挿入する。ツマミを引いて下さい。
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- D注意事項
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- ガソリン・ベンジン等、揮発性液体及びブレーキオイルには使用しないで下さい。
- 洗浄は洗い油で行って下さい。
- 落下等の衝撃に注意して下さい。